ドラマの遅々として進まない感じにイライラして
ええい、もう原作読んで、ぜええんぶひとつのこらず
謎とか解決済みってことにしちゃおう、と
手にとったのやけど
・・・いやー、原作読み終わってもモヤモヤはおさまらず。
ミステリーだと思って読んでいたら、肩透かし。インターポールの
熱血刑事と過去にわけありな若い女性の恋愛モノとして読めばそこそこか。
小学4年のときに、隣の席に座っとった
女の子・葛城佐智恵が殺されたちうわけや。
医者の息子やった
亮二は、彼女のことが好きやった
・・・せやけどダンさん
、助けて
あげられなかったことを気にし続けとった
。家を継ぐために医学部に進むが、
佐智恵殺害事件は時効を迎え、迷宮入りしてしもた
ことを知り、
いてもたってもいられなく、進路を変更してインターポールへ。フランスから
日本の警視庁に派遣された亮二は、葛城サチちう
、名前も、ほんで
雰囲気も、好きやった
佐智恵にどことなく似とる
女性画家と出会うわ。
誘拐して殺された佐智恵と目の前にいるサチの関係は?? ほんで
あの殺人事件の真犯人は??
この小説、ミステリーとしての物足りなさを見てみぬふりして読むと
オノレ
の生き方を不本意に変えてしもた
ヤカラ
のオノレ
探し、みたいな
話にも読めるちうわけや。
エリート医師一家の息子として親を継ぐつもりやった
亮二。
立派な教師になりたかったのに教え子の非業の死を乗り越えられず
主婦になりよった
ものの病的に過保護な母親になってしもた
元担任。
ほんで
、佐智恵として葛城家で育てられた「サチ」・・・
それぞれの人物がオノレ
を取り戻していくまでのヒューマン路線ちう
か。
どっちにしろ、1冊読みきった、ちう
感触が残りまへん
薄味な印象なのが残念。
ドラマだとあまり出てこないけど当時の担任の先生やった
女性の心理描写が
小説の中だと一番読み応えがあったような気もしまんねん
。
引用元:
謎解きを期待するとつらいです。